written in 19 Jun.1999
６月１３日に、尼崎市で開かれた「関西ハムの祭典」に行ってきました。これは毎年夏に東京で行われる―今年から横浜に移りますが―全国版の「ハムフェア」の関西版といったイベントで、今年が４回目になります。それまでにも「関西ハムフェア」と称していた時期がある筈なので、通算１０年くらいはやっているのではないかと思います。
実は、この手のイベントに行くのはほとんど初めてでした。広島にいた頃、高校生だった頃ではないかと思いますが、無線ショップが集まって行われたイベントに行った事があるかなぁという程度です―私が唯一他の人に譲った無線機を入手した時なので、何かあったのは間違いない―。一度くらいは東京のハムフェアにも行ってみたいとは思っていましたが、あの時期は休みが取れないので今まで一度も行った事がありません―往復飛行機か新幹線を使えば行けない事はないが、そこまでする必然性は感じない―。関西ハムの祭典には以前大阪無線（株）にお世話になった関係で一度顔を出しておこうと思っていたのですが、２年ほど前に店の方に行ったらハムの祭典の日で閉まっていたなんてことがありまして…。と言う事で、目的の大半はこのショップの社長に顔を出す事でした。
関西ハムの祭典は規模的には東京のハムフェアほどではありませんから、会場をさっと巡れば２０分ほどで済みます。各メーカーや日本アマチュア無線連盟、地元クラブなどのブースはもちろんですが、何故かNHKのハイビジョン―多分プラズマの薄型ディスプレイ―やらNTTやら関西電力まで出展していたのは…？一番驚いた？のは、「関西レールマンハムクラブ」とやらが出展していた事です。「まさか、鉄とハムのクラブかいな？」と思ったら、要するに関西の鉄道会社のハムクラブの団体なんですね。いやあ、鉄とハムの組み合わせだったら濃すぎるなぁと思ったから…。私にはあまり興味を引くものはなかったのですが、あちこちのクラブがやっていたジャンク市には結構人だかりがありました。私も９８互換機用のキーボード―現在のは一部のキーが壊れている―を買おうかと思ったのですが、バイクだしその後プラネタリウムを見に行くつもりだったので止めておきました。
パンフレットと言うか、ブックレットと言うか、そういうものをもらった訳ですが、どうせなら各団体とか個人のURLも書いておいてくれればと思わなくもないです。アマチュア無線家の中にはコンピュータを敵と見なしているような人もいるみたいですが、どちらかと言えば興味の対象や無線運用を助ける道具と見ている人の方が多いと思う―私が見ている範囲が偏っている可能性もあるが―ので、書いておいて損のあるものではないと思います。
まあ、東京のハムフェアと違って現在は無料―将来的には有料化も検討されている模様―なので、その点は評価していいと思います。ハムフェアは会場使用料が高いのか、出展料や入場料がやたらと高いですしね。その上経理が怪しいとかなんとかあまりいい話を聞かないし。