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written in 28 Oct.1999
modified in 8 Nov.1999
今年も注目されるしし座流星群の極大日まで、もう1ヶ月を切っています。そんな訳で、私は各地―自分の事を前提にしているので近畿周辺ですが―の天文関係施設の観望イベントなどをちょっと調べてみました。皆様の条件に合いそうなイベントがあるかどうかは、国立天文台あたりでいろいろ調べられると思います。
さて、私の場合昨年は和歌山県の郡部に住んでいたのでちょっと山の方に入ればそれなりに暗い空の場所があったのですが、今住んでいる大阪市だとそういう訳には行きません。そんな訳で今月から少し良さそうな場所を物色しています。8日深夜から9日早朝にかけては新月に近い週末と言う事で車を大阪北部から京都府境付近を走り回ってきました。大阪府箕面市から能勢町、京都府亀岡市、大阪府高槻市に抜けるというルートです。一歩間違うと走り屋にーちゃんと同じようなコースなのが難ですが―箕面市なんかちょうどいいワインディングロードになっているものだから二輪車は全面通行止めときている―、私はまあ安全運転で走ってきました。ゆっくり走ってきた、とは言えないんですが。結果的に言えば亀岡のあたりを走っていた時にはかなり濃い霧に悩まされて星が良く見えるかどうかというレベルの問題ではなかったような状態だったせいもあると思いますが、能勢でも辛うじて天の川が見えるかなぁという感じでした。大阪市の中心部から30km程度ではこんなものかという気もしますが、逆に言えば30kmでも離れた方が確実にいい結果が出るという事でもあります。問題は夜中に走り回っているという状態では安全かつアクセスのいい、星の良く見える場所を見つけるのは難しいということです。どこかの山頂を目指すのが手っ取り早いと思いますが、土地鑑の無い場所で夜中に探すのには無理がありました。
次に、1週間ほど前に天文関係施設のイベントを探してみました。幸か不幸か、大阪は周辺に天文関係の施設が結構あるのでその点は便利です。当日の天候に合わせて決める事を考慮して、東西南北に100km前後のあたりにある施設をピックアップしてみました。滋賀県のダイニックアストロパーク天究館、京都府の綾部市天文台PAO、兵庫県の西はりま天文台公園、和歌山県のみさと天文台、かわべ天文公園の5施設です。いずれもどうやらイベントを企画しているようですが、このうち西はりま天文台公園とダイニックアストロパーク天究館についてはなんと予約制となっています。昨年、西はりまでは最寄りの中国自動車道佐用IC付近に渋滞をもたらしたほど人が来たので、混雑が予想されるところでは予約制にしたというのが真相のようです。西はりまについてはかなり早目に来ておく事という条件も付いていたので、当日仕事がどうなるのかさっぱり判らない今の私には敷居が高いですね。ダイニックの場合は先着順に電話で申し込みという形になっています。公共交通機関では不便な場所なので車で来れる事というのが条件です。まあ、その他の施設にしても遅くとも夜半前には来ておくべきでしょうが。これらの5施設はどこも晴れれば暗い夜空が望めるので、安全性も考慮して一番に推しておきます。
晴れなかった時の事を考えて電波観測の方もやっておきたいところですが、昨年以上にアンテナ設置に問題があるのでどうしようか考えています。アンテナは自作するしかないんですが、果して要求条件を満たせるものが作れるかどうか…。そもそも作っている時間はあるのかとか、市街地の幹線道路沿いというノイズの多そうな条件がどう出るかとか、ちょっと考えてしまいます。
…でも、一番の問題はやはり仕事との兼ね合いですな。11月から休みが無いって話もあるみたいで…。別の部屋の話ですが、コンサートはほとんどあきらめています。こうなってくると、昨年同様生石高原に行くしかないかぁ…？でも、あそこも某天文雑誌で紹介されたから余計に人が来そうだし。
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- 8 Nov.1999
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