written in 28 Jul.2002
TJBにしては珍しくタイムリーな話題ですが…。
先日東京の新交通システム「ゆりかもめ」の駅の消火栓か何かに仕掛けられた爆発物が爆発したという事件がありましたが、早くも犯人が逮捕されましたね。なんでも、犯人は16歳の高校2年生だって話ですが…普段から爆発物に関心があったとか何とか、その辺の話はTJB的にはどうでもいい話です。某サイトあたりでは「惜しい人物を失った」なんて話も出てましたが…あんなのが宇宙開発の未来に貢献するとは思えないのでその意見には賛成しかねます。ロケットの試作機が爆発したってんならともかく。
それよりもですね、その彼の犯行の動機が「目立ちたかった」という点が非常に重要です。彼はどこぞの過激派みたいに意味不明な正義を唱えて犯行に及んだとか、金が欲しくて金庫をふっ飛ばしたとかいうんじゃありません。「どんな騒ぎになるのか見てみたかった」とも言っているようですが、この「目立ちたかった」という彼の遺志を―死んでないって？―私は十分に尊重すべきだと考えます。彼の遺志に報いるためには―しつこいね？―ぜひとも実名で報道して全国にあまねくその名を轟かせてあげるのが最善ではないでしょうか。まあどうせ某巨大匿名掲示板あたりで実名が出てるんじゃないかと思いますので、TJBはその手伝いをするような事はしません。
彼は目立つためにその手段を選んだのです。当然将来に渡って「ああ、君があの”爆発君”だね？！」などと言われ続ける事も承知の上に決まっています。それだけの覚悟を持って臨んだ行為を黙殺するなどというのは大人の社会のする事ではないでしょう。どこぞの週刊誌あたりが根拠の希薄な正義感を以って彼の名を犯罪史に刻み付けてあげてくれる事を、私は切望します。だって、彼はそれを望んでいるのですから。私達大人には、子供がその希望を出来るだけかなえられるような環境を作っていく義務がある筈です。
しかしまぁ、やってから「大変な事をしてしまった」などとは笑わせてくれますなこの彼も。やる前に爆発物を友達に見せて回り、爆発した後？これまた友達に「自分がやったんだ」と電話したとか、そこら辺で爆竹鳴らしてるガキと変わらんねぇ。せいぜい自宅の近所と学校とで後ろ指差されたり嫌がらせ受けるのがお似合い、ってレベルか。
…つまらん。