written in 19 Apr.1999
つまらない話で申し訳ありませんが、最近のＴＶ番組を見て思った事です。
ＮＨＫ総合で４月１２日に放映された「ふたりのビッグショー」を何故か見てしまいました。この番組は二人ないしは二組の歌手が共演する歌番組ですが、この日は一人でやっているのかと思ってしまいました。郷ひろみが真中で歌っていて、後ろに４人ほどバックダンサーが踊っていたんです―コーラスなんかも入ったかも知れない―。２曲目になって今度はバックダンサーが前に出てきたんです。そこに至ってようやく私は事態を悟りました。この日は郷ひろみとＭＡＸが共演していたのです。…安室奈美恵の後ろで踊っていただけあってバックで踊っているのが似合う似合う。４人とも「ナ」で終わる名前だというのは分かったのですが、それ以上の印象がないので…でも、バックダンス＆コーラスだけでもやっていけるという訳には行かなさそうだったなぁ。
翌日、テレビ朝日系でやっていた「加トケンの炎のチャレンジャー」も見ました。寮の食堂で夕食を食べている時にやっていたのです。いくら加トケンに司会させるからって、昔他局でやっていたねたそのまんまをパクるとは恐れ入った。さすがコメ宏を「キャスター」と言い張る局だけの事はある。ヒゲダンスと早口言葉はかつての「８時ダヨ！全員集合（ＴＢＳ系）」そのまんまだし、エンディングに流していた（と思う）テーマは曲こそザ・ドリフターズのだけどアレンジまで「ドリフの大爆笑（フジ系）」そのまんま。それだけならまだいいが、１００万円出す為か早口言葉は言い易いのが選ばれるわ、ヒゲダンスは余裕を見せて（と称して）か加トケンは限界までやらずに終わっちゃうわ、これじゃ編集で都合のいい結果を作ってるんじゃないかと言われても仕方あるまい。
ただでさえ改編期はつまらない番組が多いのだけど―昔はそれでも見ごたえのある特番があったと思うのだが…？―、年々ひどくなるような気がするのは私だけでしょうか。行き当たりばったりなハプニングをつなぎ合わせる番組ばっかり増えちゃって…私は自分でそういう番組は見ないのだけど、そういうの見る人いるんですかね、本当に。こんなん作っててプロだって言い張られちゃうと、素人の立つ瀬がないわな。