written in 10 Apr.1999
明日は都道府県関係の選挙が行われます。市町村関係は２５日ですね。選挙権のある方、とりあえずは投票所に行きましょう。
当地和歌山県では県議会議員選が行われます。どいつもこいつも胡散臭そうな顔したポスターしか目に入りませんが、とりあえずは私も投票に向かいます。一応、私は今まで棄権０回ですし。ここ２回の衆議院議員選には行っていませんが―何故か転居したらすぐに選挙するんだもんなぁ―。和歌山県議選では大した争点がないのか、ここが田舎だからか、選挙カーも先週の日曜日に１台見たっきりです。来たら来たで名前を連呼しているだけだからうるさいだけなんですが…もう少しましな事は出来ないのだろうか。
端から見ていて面白そうなのはやはり東京都知事選でしょうか。知事選でひょっとすると誰も法定得票に達せず当選者が出ないなんて懸念があるほどの選挙なんてそうはないよなぁ。再投票になった場合は数十億余計にかかるそうですが、いっそそのくらいの事になった方が今は関心の低い都民が真剣になっていいのかも知れません。もっとも、某政党の権力争いの代理戦争だと言う話を聞いたり、有名人を連れてくればいいだろう状態の候補や応援者の人選を見ていると、真剣になるのがばかばかしくなりますが、ねぇ。実質無風になってしまった大阪府知事選―選択肢がないに等しい―同様、実状は非常にレベルが低いのかも知れません。だから、具体的な「発明的政治」とやらを発明してから立候補して下さい、ド○ター○松先生。
やっぱり、議員の定数配分には「有権者数×過去数回分の平均投票率」を使って算出するべきだと思うな、私は。日本人にはもっと、「使わない権利は奪われる」という鉄則を徹底した方がいいと思うのだが。もちろん、郵送による投票の拡大などの選挙権行使のしやすさを向上する施策とセットで導入するべきですがね。