written in 22 Sep.1999
９月１８日に行われた、「笠原弘子My Prayer」の特別公開録音に行ってきました。今回の公開録音は原則として先日発売されたCD-ROM（７月にインターネットで放送した特別番組を収録したもの）を購入した人を招待するという形で行われました。もっとも、私の知人（学生時代の後輩）の友人などは当日その場で入れてもらったそうですが…？
今回はスケジュールと費用の都合で往復とも高速夜行バスを使いました。しかし…今回は大失敗と言いたくなるようなバスでした。今時あんなのありか？この話はまた別項にて。ついでと言っては何ですが、夜行の交通手段だと朝早すぎてすることがないので横浜に足を伸ばしてきました。この件も別項にて。
録音は昼過ぎからラジオたんぱのある東京は赤坂にて行われました。招待状の入った封筒が整理券になっていてその順番に入場するのですが、私は１００番ちょうどで前から数列目のほぼ中央に陣取りました。収録中は度々３０００人と言うNobutakeさんの声が聞こえていましたが、実際にいたのは３００人ほどだそうで、私は客席の前後左右どちらから見てもほぼ中央にいた事になります。客席と書きましたが、実態はリノリウム貼りの床に直接座っていただけです。こういうのは私が参加した範囲では１９９５年１１月５日に行われた大阪は日本橋のディスクピア日本橋店の改装記念イベントの時以来じゃないかと思います―この時は店の陳列棚の間をイベントスペースに使ったのである意味当然ではある―。床に直接座った状態でざっと３時間近く過ごすというのは少々きつかったです。途中の休憩で動かなかった私にも一因があるんですけどね。
で、公開録音はまず「ペパーミントGo!」という別の番組の収録から始まりました。前回（１９９８年１２月１２日）に行われた時にも「声優専科 乙」という番組の収録から始まったのです。抱き合わせ（失礼）番組の方を聴いているファンはあまり多くないと思うのですが、それでも抱き合わせで公開録音するメリットってあるのかなぁと思ってしまいます。そう言えば前説に出てきたのは「My Prayer」の後番組をやっているお笑いコンビ？だったなぁ…。まあ、こうやっていろんなところに売り込もうという事なんでしょう―でもファン側の需要がそううまく重なるのか？―。
本題の「My Prayer」の公開録音はイベント開始から１時間ほどしてから始まりました。相変わらず細くて白い弘子さん、この日は肩よりは少し長めかなというくらいの髪でした。髪型はアルバム「Memories」あたりの頃が一番近かったと思います。濃茶色の上着に薄茶色のロングスカート―膝下１５cmくらい？―、黒のブーツといういでたちでした。ちなみに、Nobutakeさんは薄茶色の革のシャツでした―下半身までは憶えてない―。Nobutakeさんは弘子さんと並んでいるところを見るに私よりやや身長が高いくらいだと思うのですが、ものすごく細く見えます。うーん、すごい。それはさておき番組の様子です。まず、弘子さんとNobutakeさんとのユニット「ONE plus ONE」の歌「気持ちいい 心地いい それでいい」を二人が歌って収録開始。それからすぐポエムの朗読コーナーがあったんですが、いきなりこの日の昼食のお弁当の話―デミグラスソースが決め手のハンバーグ弁当―でした。「食べた後雑談もせずに何か書いてたと思ったらこれかい？！」と突っ込むNobutakeさんを見つつファンは大受けしていました。やはり弘子さんと言ったら食べ物の話でしょう。その後ポエムその２の朗読。今度は弘子さんのブーツの話です。これまた先程のハンバーグ弁当の時と同じ経過で書かれたとの事で、同じ突っ込みがNobutakeさんから入りました。なんでも、弘子さんが買った時には東京の店には全然なくて、札幌の店というかメーカーの倉庫に一つだけ残っていたのを取り寄せてもらったという一品だそうです。
今回の公開録音ではゲストがいました。と言っても、先に録音した番組のパーソナリティーであるペパーミントの二人ですが。ゲストの二人は弘子さんのファンだと言ってましたが、本当か？それはともかくゲストを交えてのトークは血液型が話題になってました。ペパーミントの二人のうちの一人（O型）を除いてステージ上はみんなA型。会場の客もまあ大体人口に比例した感じ。やはり多数派ばかりステージ上にいると少数派（BとAB）への偏見丸出しな感じになりますが、まあいいです。どうせ相関なんか有って無いようなレベルだし。
実は、何だかのほほーんと聴いていたせいか、何が話題になっていたのかもう一つ記憶に無いのですね。とりあえず「ONE plus ONE」のもう１曲「手をつないで」、あと弘子さんのソロで「元気だしてよ」が歌われたのは間違い無い筈です。あ、途中休憩が入ったのですが、その時に私は既に通信販売で買っていたCD-ROMを生写真＆テレホンカードの当たるくじ付きと言って売っていたようですね。あんまりたくさんは売れてなかったみたいですけど。
そうそう、ゲストの歌もありました。まあ、うまいと言うか下手と言うか、よく分からなかったんですけど楽曲自体は悪くなかったですね。ペパーミントのどちらか―私は名前と顔とを一緒に憶えるのはとても苦手なのだよ―の作詞だそうです。メインパートを歌っていた方はまあ無難と言う感じなんですけど、ハモリ担当の方は声がひっくり返ってちょっとハスキーすぎるかなとか緊張して本来の声が出てないかなと言う印象がありました。うまくハモッた時の声はよかったと思います。まあ、渡されたパンフレットに「アイドルユニット」―個々でも活動するほか、別の人達と一緒になって人数の多いグループの一員としても活動しているのだそうな―と書かれているくらいだからそういう事なんでしょう。
正味１時間半くらいの収録でしたが、やはり直接コミュニケーションを取れるイベントは楽しいですね。今回はインターネット番組にちょうど１００００回目のアクセスをした人が招待されていましたが、限定品とは言えテレホンカードだけというのはちょっと渋いかなと思わなくもありませんでした。でも、東京都足立区の人だったからいいような気もします。これで北海道や九州からだったら招待されてもおいそれ行けませんからねぇ…。でも、今回は台湾からわざわざ来ていた人もいました。もちろん現地の方です。こちらにもテレホンカードを渡していましたが…どうせなら前述の人共々、弘子さんから手渡してあげても良かったのではないかと思います。手紙やFAX、E-Mailも８通ばかり読まれていましたが、そのうち二人は会場にいました―しかも二人とも関西である―。で、いつもの番組ならこのうち一人にBest My Prayer賞と称してプレゼントがある訳ですが、今回は太っ腹？で全員に贈られました。単に弘子さんが絞れなかっただけとも思えますが。
今までの番組に比べると弘子さんのしゃべる量が圧倒的に多いこの番組ですが、それでも他の人に比べたら弘子さんってしゃべりませんねぇ…。それでも存在感自体はちゃんとあるってところがすごいですけど。割とあっさりした受け答えなのでしゃべりの分量が増えないんですが、一言でばっさりやっちゃうのでインパクトが大きいんでしょうね。私とは正反対。
結局、予定の時刻―１５：４５―より２０分ほど遅れて終了しました。今回はそのおかげで後の予定がごっそり崩れ去ったというのがちょっと誤算でしたが、まあいいです。ごっそり崩れたところはそうなっても構わないつもりだったので。終わる時にNobutakeさんが次もやろうと言う声に「５０００円くらい取ってもいいか？！」と言ってたのがナイス？でした。会場からは「バンドも入れて」って返事がありましたが。バンド付きなら￥５０００でもOKだな、確かに。握手会でも可。